せどりやカメラ転売の仕入れ先に業者オークションや古物市場ってどうなの?
目次
せどりやカメラ転売の仕入れ先 業者オークション 古物市場ってどうなの?
カメラ転売を6年にコンサルやスクール指導での経歴も5年目
多数の月収100万達成者を輩出してきました。
そんな、この業界にがっつりかかわる私ですが
最近ではカメラ転売を実践したこともないくせに
「さも経験者・実績者」のごとく
複数のブログ記事からネタを抽出しまとめ(キュレーションという)
「カメラ転売とは」
と発信するブログが非常に多いことに驚きます。
そして、こんなに賢いといわれるグーグルを騙し
上位表示され、閲覧者に嘘をばらまいていることにも驚いています。
というのも、私の知り合いのせどらー(カメラ転売未経験者)が書いてるブログが上位表示されてるので
中身を見たら、当然、カメラ転売の現状と違和感のある記事内容になってて
知らない人からすると「そうなんだ」と思うような仕上がり・・・
良く言うと出来損ないの雑誌の記事
「一応プロのライターが書いたな」
「でも実情を知らないよね。」
という安い雑誌記者っぽい中身の薄い仕上がりになっています。
この意味わかります?
体裁はとてもきれいなんだけど中身が薄いんですよね。
ま、実践してないから世に出てるブログから情報を得て
リライトしてるだけなので仕方ないのですが
そういうのを見抜く目を持つ人少ないんですよね!
そして騙され餌食になる・・・
そんなことを思ってるときにタイムリーに
LINE@の読者さんから良い質問をいただいたので
それについてシェアしようと思います。
質問内容
「とある発信者が業者だけが出入りできるオークションで1回1000万円くらい
大量仕入れをしている、と聞きましたが、
そこに行けばカメラの仕入れは困らないのでしょうか?」
なるほどね・・・(笑)
これも
「塾に入れば業者オークションの参加権利を差し上げます」
みたいな塾に勧誘する甘言であることが多いようですが
さてさて、実際そんな夢の仕入れ場所はあるのでしょうか?
私の経験談をお伝えしましょう!
せどり・カメラ転売の仕入れ先について
主にカメラ転売で仕入れしやすい方法や仕入れ先については
こちらの「カメラ転売仕入れ先9選 初心者はここを攻めろ!」に記載してるので
そちらも参考にしていただくとして
今回はご質問いただいたそれ以外の仕入れ先
いわゆる「上流仕入れ」という中に入るのか?
というところを暴露してみようと思います。
古物市場の仕入れについて
せどりやカメラ転売の実践には古物許可証が必要なことはご存知だと思いますが
行商をするにチェックをし、古物許可を得ると
いわゆる業者しか出入りできない「古物市場」に出入りすることが可能になります。
古物市場は日本全国に1500軒とも2000軒あるとも言われますが
扱う商品ジャンルも様々、規模も普通の個人の家みたいな所から
大きな倉庫や空地、ビルだったり様々です。
で、各、古物市場には運営者・市場主がおられ
その市場で決められた費用、年会費、都度の参加費などを支払い参加することになります。
たいてい年会費3万円、都度2000円程度、場所によっては弁当付きというところもあります。
商品の販売に数%、仕入れに数%を支払う形です。
条件はその市場ごとに違うので確認してくださいね。
どこに古物市場があるのか?
というと、ネットで古物市場リストなる情報が販売されていたりしますが
基本的に何年も前のデータなことが多く、使い物にならない場合も多いです。
なので所轄の県警などで聞くのが一番です。
古物市場の情報は業者さんにより秘密にされてることがほとんどなので
ネットには正確な情報が出にくいですし、基本的に写真も撮れません。
私もかつては情報を仕入れて古物市場、関東、中部、関西、四国、中国地方と出向きましたが
確かに古美術とかリサイクルショップを経営するならおいしいものもたくさんありますが
こと「カメラ転売」に関して言えば
古物市場仕入れはアウトです(笑)
なぜ、古物市場仕入れがカメラ転売に向いていないのか?
次に解説していきます。
古物市場仕入れの特徴
古物市場と言っても
・着物、反物
・時計、機械ものカメラなど
・骨董品、美術品
・車両用品
・ブランドもの
みたいな感じで、その市場ごとに得意ジャンルで別れるわけですね。
で、基本的に古物市場は何をする場所なのか?
ということを考えてほしいのですが
・リサイクル事業をする事業者が売れ残りを即金に代える場所
つまり、お店で売れ残った、売れないものを売りさばきに来ていて
それを買い叩きに来る事業者とマッチングする場所。
というイメージです。
ということは?
そもそもが売れ残りで売れないものを売りに来てるので
あなたが仕入れても「売りにくい物ばかり」という現実があります。
これはジャンルにもよるのですが
あなたが仕入れたいであろうカメラなど家電系は特にその傾向が強いです(笑)
そういう換金価値の低いものを「一山いくら」みたいなロットで購入させられることもあります。
あなたも見かけたことありませんか?
(画像と本文は関係ありません)
骨董品屋さん・・・ではなく
ガラクタ屋さんを!
こんなゴミに誰が高いお金を払うんだよ!
というような、意味不明な趣味のようなお店。
ああいうお店に並んでるような商品が欲しい人は古物市場が向いています。
カメラ転売の武器である、すぐ売れて利益が出る!
というような人気の機種はまずない!ですね
カードで仕入れ出来ますか?
基本的に業者対業者の取引で、しかも即金回収を目的とする古物市場において
クレジットカードは使えません。
つまり現金がなければそもそもお話になりません。
たまにカードが使える場所もありますが当てにしないほうが無難です。
古物市場には昭和の慣習がある
(画像と本文は関係ありません)
古物市場に出入りする業者さんの多くは
その道数十年のベテランさんが多く、たいてい新参者は冷たくあしらわれます(笑)
市場主と顔なじみだったり、癒着があったり
新参者は居心地も良くないことが多いでしょう。
私は似たような環境の魚市場の猛者と戦ってたので慣れてますが
友人同士で1回行くだけならまだしも
普通の人は二度と行きたくなくなるのではないでしょうか?
最近では時代の流れできれいな施設に割とオープンな古物市場も出てきていますが
そういうところは競合も多いので仕入れのハードルも高いです。
カメラにはカメラを専門に扱う業者専門の市場というか、集まりというか
仕入れできる会合があるのですが、その場は古物許可だけでなく
実店舗を持った写真機商組合とか、超ベテランのカメラ屋さんの推薦とかがなければ参加できなかったり
かなりハードルが高いですし、数億もの資金を持つカメラ屋さんの社長やバイヤーが
バンバン取っていくので、新参者が仕入れをできる場所ではありません(笑)
この業界では基本的にネット販売をする人は嫌われていて
実店舗を持っていないと認めてもらえない空気があります。
中古カメラ大量仕入れの罠
ここまで読み進めたあなたは古物市場に行きたくなくなった!と思いますが
市場に通って、人付き合いをしていれば掘り出し物にあたることもあるだろうし
人脈や情報も手に入るかもしれません。
なので、古物市場仕入れを全否定をするつもりはサラサラありませんし
私にはゴミでも、あなたにはほしい物かもしれないので
経験のためにも一度行くのはいいかもしれません。
ただ、前述したように
すぐに売れないものを大量に買い込めばどうなるのか?
あなたはわかりますか?
仕入れて在庫を保有する期間は=負債を背負っている
わけです。
売れにくい換金性の低い商品を仕入れれば
黒字倒産の可能性も高くなります。
私たち神速メンバーなどのカメラ転売ヤーは
主にヤフオクなどで
自分のライフスタイルや資金量に合わせて
- 1個だけの仕入れでも構わない
- 売れないものは仕入れない
というメリットがあるわけですが
売れにくい商品を大量に仕入れることは資金的にも
出品の手間や人件費というコストを考えてもメリットは大してありません。
ですので、もし仮にカメラ転売の発信者が
「業者オークションで1度に1000万円仕入れてる」
と言うなら?
その証拠を見せてもらった方がいいですね。
おそらく「嘘」ですよ。
その根拠は1000万円分のカメラという商品は
配送的にも在庫の場所も出品にも相当人件費と時間を使うからです。
ヤフオクや普通のショップで仕入れるような
「即売れ商品」は
売れ残りの寄せ集めの古物市場には、その特性からありませんので
あるのはワゴンセールに並ぶようなゴミのような商品ばかりです。
カメラ屋さんのようにお店に展示する従業員がいるなら話は別ですが
例えば古物市場にあるような
1個1000円とかのジャンク品を1000万円も仕入れたら
個数にすれば1万個にもなりますし、1000個で計算しても
それを検品して出品するのも倉庫的にも手間も
怖ろしいことになります。
私は売れにくい物を一度に500個仕入れをしたことがあるのでよくわかります
いったい、何トンあるのか?
と驚愕したものです(笑)
もし、百歩譲って、この業者オークションが
写真機商のベテランが集まる仕入れ会だとした場合
名古屋、大阪、東京などでたまにありますが・・・
名だたる資金数億のカメラ屋の社長が仕切る場所で
あなたは仕入れ出来ますかね?
ま、できませんよね?
中古で大量仕入れは再現性がない
まず、あなたに知っておいてほしいのが
「再現性」
についてです。
実店舗仕入れの再現性はそのお店に行ける人にしか再現性がありません。
東京のカメラ屋さんが安いとしても北海道や沖縄、九州から仕入れに行ってたのでは
交通費が捻出できませんね。なので行けないので再現性はない!
よくあるせどらーさんの仕入旅もそうで
実店舗での仕入れはそのお店のその時にしか仕入れチャンスがないわけで
その1時間後、翌日に仕入れできるか?できないですよね。
そのお店に行けば仕入れができるわけではありません。
また古物市場も同様でハードルが高いので
同じことを再現するのは資金やコネなどがないと難しいです。
特にカメラを仕入れるにはおいしい市場はそうそうありません。
あれば私が教えてほしいくらいです(笑)というかすでにそんなの調べ倒しましたよ・・・
ですがヤフオクで仕入れるのは?
パソコンがネットにつながっていれば日本全国どこからでもアクセスできますし
欲しいものを1個からでも仕入れ可能なのです!
儲かるものに限定して選り好みして仕入れをすることが可能です。
初心者でも誰でも可能です!
なので再現性が高いわけですね。
「大量に仕入れ出来る」
と、おいしそうな話に釣られたり
そこだけ聞くと儲かりそうなイメージがありますが
その裏側に再現性があるのか?
本当に儲かるのか?
ということを読み解かないと騙されて終わりますよね。
もし、仮に古物市場や業者オークションというような
行けば資金の限り儲かる商品が仕入れ放題!
という
「仕入れ天国」
があるとすれば、日本全国にある資金数100億規模の上場企業
リサイクルショップやカメラ店が牛耳ってると思いませんか?
そんな強者が気づかないはずがない!!
もし、仮に業者オークションで儲かる中古カメラが仕入れ放題なら
私も資金の限り仕入れてますし、神速メンバーで全部取りますよ!
でもそうじゃない。
そんな仕入れ場所は存在しないわけです。
逆にそんな大手がヤフオクなどで1個1個仕入れすることもできない。
だからヤフオクカメラ転売は数十年、飽和知らずのブルーオーシャンなのです。
カメラ転売仕入れまとめ
なので、そもそも大量仕入れに向く商品ではないのです。
中古カメラというものを考えたらわかりますが
中古カメラを製造している工場はないわけで
中古カメラは誰かが新品を購入し、どこかに売却されたものです。
当然、古物市場にもっていく人はいないし
業者オークションにも出品しません。
普通のカメラ屋さんであれば、人気機種はカメラファンか?
転売ヤーによって購入され店頭で売れるので、古物市場には人気機種は並びませんし
わざわざ業者に安く買い取られ、認知度のない業者オークションにも出品しません。
それなら業者とはいえ資金回転が高速なヤフオクに出品しますね。
実際、ヤフオクに出品している業者はたくさんいます。
新品なら「一撃1万個仕入れ」も普通に可能ですが
中古カメラの場合は「大量仕入れ」は夢物語ということを覚えておきましょう。
だからこそ、カメラ転売は資金豊富な企業に荒らされずに
長く飽和せずに残っているのです。
気づきがあればいいねしておいてください
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