無在庫転売VS有在庫転売 カメラ転売との相性はどっち?真実は?
無在庫転売VS有在庫転売 カメラ転売との相性はどっち?
この記事をご覧のあなたはおそらく、まだ転売ビジネスで
思うような利益を上げられていないと思います。
あらゆるビジネスの中でも再現性が高く稼ぎやすいのが
物販の中でも初心者から参入しやすい「転売ビジネス」といえますが
転売ビジネスの中でも大きく分けると
販売の前に仕入れをし、在庫を抱える有在庫転売と
売れてから仕入れをする無在庫転売の2種に分かれます。
よくメルマガやLINE@の読者さんからも
有在庫と無在庫ではどちらが稼ぎやすいですか?
という内容をいただくので、今回はどっちが稼ぎやすいのか?
ただ自分の教材やコンサルを売りたくって
特定の手法に誘導しようとする情報発信者目線ではなく
転売初心者のあなたにわかりやすく解説しようと思います!
目次
■転売はなぜ稼ぎやすいのか?
「転売」とは「せどり」と同じ意味だと思いますが
とあるお店(個人)で販売されてるものを
それより価値を感じる人に利益を載せて販売する行為。
・例えば価格差を利用した転売、せどり手法
自動販売機でジュースを購入すると160円
コンビニで購入すると138円
スーパーで購入すると108円
コストコなど激安販売をしているお店では68円。
などのように「同じ商品」であっても
販売店やそのお店の経営戦略などによって
販売価格が違う
ということは普通にあることですよね。
これはいつも日本中のどこかで、あらゆる商品で
当たり前にあることです。
そのお店の「価格差」を利用して安く仕入れて高く販売する。
ということでその差額を利益をとしていただくのが
転売やせどりビジネスと呼ばれるものです。
このような価格差や量販店による特売、安売りは
当たり前にあることですので、転売やせどりは再現性が高く
稼ぎやすい理由の一つとなります。
・仕入れロットが少ない
転売やせどりはメーカー仕入れやOEMなどと違い
個人のおこずかい程度のお金から必要なだけ仕入れて販売することが出来ます。
例えばメーカー仕入れなどでは、そのメーカーやアイテムによっても変わりますが
50個単位、100個、物によっては500個1000個を要求される場合もあります。
今はやりの中国輸入OEMとかになると
私も中国のメーカーや工場と交渉したりしますが
最低ロットを「MOQ」と言うのですがMOQ500個は当たり前で
少ない方でした。
3000個5000個などは普通にありますし
単価の低いものは1万個とか要求され、驚きました(笑)
仮に単価が10円とかで1万個なら海外送料含めても15万円とかなので
資金的な仕入れ自体は可能としても
そのコンテナの準備や倉庫が問題ですね。
1万個の在庫というと凄まじい量があるので
家のどこかに置いておく、ということはまず無理です。
また、1万個もの在庫を売り切るには相当な期間を要するでしょう。
ですが、転売やAmazonせどりの場合は1個から仕入れが可能ですので
自分のペースで始めることができるのです。
このように、転売はハードルが低いことが
なんとなくおわかりいただけたかと思いますが
では、無在庫と有在庫ではどのような特性の違いがあるのか?
説明していきますね。
■無在庫転売のメリット、デメリット
最初に言っておくと、「無在庫」つまり、売れてから仕入れを行うという
ビジネススタイルは資金繰りが重要な起業、経営において非常に魅力的かつ
優秀なスキームなのです。
・無在庫のメリット
基本的に仕入れ資金がなくとも稼ぐことが出来る
お客さまからの購入、注文があってから
つまり、ネットでの物販であればお支払いがあってから
仕入れを行う、この時点で仕入れ資金を必要とするので
場合によってはお客様が支払ったお金を持ってそのお金で
仕入れを行うことが可能ですので仕入れ資金が不要にもなります。
また、先に現金をいただけないパターンでも
売れてから仕入れるスタイルは予め売れないかもしれない
在庫リスクやロスをなくし、手元の資金を減らすことなく
ビジネスを進められるので、キャッシュフローに優れ非常に魅力的といえます。
このように無在庫、受注発注という形態は魅力的なビジネスモデルですが
稼ぐうえで大きなデメリットも存在します。
・無在庫転売のデメリット
まず、通常の事業であれば無在庫というのは非常に魅力的で
仕入れ資金が準備出来ない方や仕入れることが怖い、と感じる初心者さんには
人気があるのですが、それを帳消しにするくらいのデメリットも存在します。
×まず、規約違反である
転売の主戦場である、ヤフオク、メルカリ、Amazon、ebayなど
各種プラットフォームのほとんどは
無在庫で出品することを禁止しています。
ですので、無在庫であることがプラットフォームにバレてしまうと
悪くするとアカウントの永久消滅になり、商売を断念せざるを得なくなる
可能性があります。
この規約違反、アカウント停止リスクというのが、
無在庫転売で一番のリスクと言えるでしょう。
・仕入れが出来ない
無在庫転売というのは、例えばアマゾンの商品の画像を拝借して
メルカリやヤフオクなど違うプラットフォームに
先に出品だけしておいて、売れたらアマゾンで仕入れる。
というのが、無在庫輸入、輸出も基本的戦略なのですが
ここで往々にして起こるトラブルが
あなたが無在庫で出品した商品が売れた!とします。
「やった!仕入れ資金ゼロで売れたぞ!」
と喜んで元の仕入れ先のAmazonに仕入れようと行くと
売り切れ!
もしくは値段が上がっている!
ということが、頻繁に起こります!
特に商品回転の速いカメラ転売においては無在庫は難しく
商品調達ができないことが多いです。
売れるのが早いので、あなたが無在庫で出品しても
仕入れようと思ったときに目星を付けていた商品は
とうに無くなってる可能性が高いのです。
あなたが仕入れようとしていた商品が売り切れている場合は、
他のプラットフォームも探しますが
見つからない、もしくは格段に高い!ということがあり
商品の手配ができず、せっかく売れたのに送ることが出来ない。
つまり利益が出ない ということが日常的に起こります。
それだけならまだしも、こちらの都合でキャンセルする羽目になりますし
購入してくれたお客様の立場からすると
「なんだよ!それ!!」
ってお怒りになられることも多々ありますよね。
普通に考えたらわかることですけど
せっかく買ったのに
「商品がありません」
となれば、ムカつくのは当然ですよね!?
また、手元に在庫がないために配送に日数を要することもあり
よくある手口としては、
「配送まで4~7日」のように明記するのですが
こんなに配送が遅い人から買ってくれる人は少ないですよね?
また配送が遅いことでも購入者の信頼もなくなり
クレームにつながりやすいです。
そして、悪い評価がついたり、プラットフォームに通報されたりで
これもまたアカウントにキズがついたり、アカウント停止につながったりします。
アカウントにキズがつくのを恐れて赤字確定の高い商品を仕入れて
お届けすることも必要になり、この場合売れたのに赤字!
ということも普通にあります。
ですので、プラットフォームを利用した無在庫転売は
あまり良いことがないですし、そもそも規約違反ですから
この手法で稼ぐことはあまりお勧めできませんね。
無在庫転売をするならマイルールで商売を行える
ネットショップがお勧めです。
■有在庫転売のメリットデメリット
・メリット
有在庫転売のメリットは何と言っても稼ぎやすい!ということです。
まず、先に売れるものをリサーチしてから仕入れをするので
仕入れたものは基本売れるのです。
特にカメラ転売の場合は売れるまでの期間も速く
1個販売当たりの利益単価も大きめなので有在庫転売はお勧めです。
例えば有在庫の出品形態を考えてみると
在庫が手元にあるのでオリジナルの写真をプラットフォームに掲載できるので
メルカリなどのようにAmazonの写真を載せるとAIが無在庫と察知して
アカウント停止、みたいなことになりませんし
いかにもAmazon、楽天の写真を使い回していれば見てる人も
「無在庫転売」と気づくのでなかなか売れないのですが、
自分のオリジナル写真を掲載することで、差別化や
手元に在庫があることが閲覧者にもわかるので安心してもらえ
売る側としてもすぐに配送できるので、自信満々に販売することが可能です。
例えばの例をここに挙げておきますと
このカメラは3万円くらいで普通に買うことができます。
つまり転売する側からすると3万円くらいで仕入れが出来るということですが
自分で撮影し、高値売りするスキルと合わせることで・・・
約2倍の価格の59800円で販売することも可能なのです。
そして日付を見ていただければわかりますが
夜に出品して翌朝8時に売れてることがわかりますね。
このように有在庫は売れやすく儲けやすい、そして
その中でもカメラ転売は資金回転が速いことが最大のメリットです。
・在庫を持つデメリット
これは事業者であれば誰でも危惧することですが
仕入れ資金が必要で、売れて資金回収するまでのラグがある。ということです。
在庫を持つことが売れやすさにつながるのですが
事業レベルに応じて仕入れ資金も必要となるので
初心者にはハードルが上がってくる部分だといえます。
また、一般的なAmazonせどりや食品などを商材として扱った場合
仕入れてから販売するまでに何らかの理由で
商品価値や需要、相場が下がり、売れなくなる、または値下げしなくてはいけなくなる。
というリスクがあり、有在庫のデメリットといえるでしょう。
ですので、有在庫のビジネスを選ぶときに
どれだけ早く売れるのか?
商品回転、資金回転の速い商材やプラットフォームを選ぶことが
とても重要になってきます。
■ゼロ円仕入れと無在庫転売
このように有在庫転売と無在庫せどりでは
有在庫の方が稼ぎやすいことがご理解いただけたと思いますが
それでも多くの方は無在庫にチャレンジしたい!
そのように考えていると思います。
実際、カメラ転売その他で稼げるようになった私も
無在庫の手法は研究していて、安全かつ儲かるビジネスになるように
チャレンジし続けていますが、成功までは努力が大変です。
そこで私が最近メルマガやLINE@で極秘に発信している、
「ゼロ円で仕入れて転売」する手法ですが
これも無在庫と勘違いしている人がおられますが
根本が全然違うんですね!
ゼロ円で仕入れる
つまり仕入れ資金が不要なわけですが
仕入れているので手元に在庫がある状態、有在庫になります。
ただ、有在庫だけど仕入れ資金が要らない、ということです。
ゼロ円で仕入れていても手元に在庫を持つ有在庫なので
迅速に配送できますし、商品が調達できない、ということもありません。
■無在庫転売の事実を知ろう!
無在庫転売の見かけ上の魅力に惹かれ本質を理解しないまま
無在庫転売コンテンツを販売したい情報発信者に
良いように思いこまれて大損をする人が多いので警鐘しておきたいのですが・・・
一般的な無在庫転売の手法というのは
ツールを使う使わない、プラットフォームの多少の違いはあれど
楽天やAmazonに出品されている商品を
ツールなどを使用しメルカリやヤフオクに大量出品することです。
出品の際には手元に在庫を持っていないので仕入れ先の写真をそのまま
掲載して、売れたら仕入れる。というのが基本的無在庫転売の流れです。
ここまでは理解できると思いますし、この手法に魅力を感じる人もいるのでしょう。
じゃあ、これを数字に置き換えて説明するので
それで稼ぎやすいかどうか?
あなた自身どう思うのか、判断してみてくださいね!
・無在庫転売を数字で説明してみる
Amazonで2000円で販売されているものを
あなたはAmazonの写真を使い、メルカリに3000円で出品します。
つまり、アマゾンで2000円で変えることを知らない情報弱者が
まんまとメルカリで3000円で買ってくれたら、あなたはAmazonで2000円で仕入れて
メルカリの購入者に配送する。
そして手数料300円を差し引いて残りの差額700円が
あなたの利益になる。というのが無在庫転売です。
当然、Amazonの写真、楽天の写真というのはある程度ネットに慣れてる人は
すぐに見破れるわけで、アマゾンで2000円で翌日に届くのに
それより30%以上も高く、購入してから2日3日4日も到着まで待たなければいけない
メルカリの無在庫を欲しがる人は極めて少ないので
この手法で稼ぎ続ける!
ということはいかにハードルが高いことなのか?
少し購入者の立場になればわかることだと思います。
ですが、最近私がお伝えしている「ゼロ円で仕入れて転売する」手法であれば
Amazonで2000円で販売されてるものを
メルカリで1900円で販売すればいいですし
この場合の手数料は190円ですから
仕入れ値ゼロ円+手数料190円で1710円が利益になしますから
2000円で誰でも買えるものを3000円で売って薄利を稼ぐ無在庫転売と
ゼロ円で仕入れてアマゾンで2000円のものを1900円で販売する
ゼロ円仕入れと、無在庫転売と
どっちが稼ぎやすいか?簡単なのか?
考えたらすぐにわかりますよね!?
■無在庫転売まとめ
無在庫転売というキャッシュフローは魅力的ですが
プラットフォームでは規約違反でアカウント凍結リスクがあること
購入者にバレタときトラブルになる可能性があること
また普通に稼ぐのが難しいことが問題です。
参入するハードルが低くても稼ぐのが難しければ意味がないですから
「ビジネス」
というもの本質を理解しないと、教材やコンサルを売りつけたいだけの
情報発信者に騙されて、大金を失うばかりか?
稼ぐチャンスとアカウント、貴重な時間まで失うことになりかねないので
十分お気を付けくださいね!!