ランチェスターに学ぶ起業経営戦略 弱者の戦略でカメラ転売攻略
カメラ転売で稼げていますか?
こんにちはサトシです
カメラ転売でもAmazonせどりでもなんでもそうですが
とにかく仕入れ出来ない人、あまり利益が出ない人は今回お伝えする内容を
気を付けることで、すごくビジネスが上手く行く確率が引きあがるので
じっくり読んで理解してほしいことをお伝えします^^
今回の内容をマスターすると
カメラ転売やせどりのような物販だけでなく
- トレーニングジム
- ネイルサロン
- ラーメン屋やカフェなどの飲食店
- 美容室などの競争激化のお店
- 何かサービスを提供する士業など
とにかくあらゆる業種で、かんたんに利益を増やすことが可能になります!
Amazonせどり、カメラ転売などの物販においては
仕入れのしやすさにもつながるので
今回の例を元に「応用」を利かしてみてくださいね!
目次
■初月で収入3倍に!
先日、私の情報発信の生徒さんと焼肉を食べに行ったのですが
私の指導を受けて1か月で収入が3倍になったので
そのお礼にとご馳走していただいたお話をしようと思います。
彼は元々2年ほど前から情報発信を始めていて
情報発信からの収入が月に60万円ほどあったんです。
それもほぼ自動販売機化していて
何もしなくても勝手に商品が売れて安定して
月に60万円ほどの収益があるという
不労所得で60万円はうれしいけど
この業界で月60万円という収入はショボいので
私の指導を受けたいということで、元々知り合いだったので
気軽に教えてあげた経緯があります^^
販売している商品の中身
セールスの仕組み
市場ニーズの検証
などなど見るべき点はいろいろあったのですが・・・
とにかく改善したポイントはまず一つ!
それで、1か月
彼の収入が約180万になったそうです!!
しかもそれは
「来月もこれからずっと続きそう」
というのです!!
つまり、今回特別な広告を回したり一時的に売り上げが伸びるような措置をしたわけではなく
継続的、安定的に売り上げ3倍が続きそうだ。というのです。
なぜだと思いますか?
・私が何か特別な裏技を教えた?
・集客の方法を教えた?
・新しい商品を開発した?
いえ、違います。
私が指導したのはただの1点!
価格改定です。
彼の商品の価格をただ3倍に引き上げただけなのです。
なので彼がやったことは決済リンクの差し替え価格表記の変更
この20分ほどの作業で月収が3倍になったのです(笑)
つまり、私から見て彼の商品は安すぎた!わけです。
すでに売れている商品と流れを持っていたので
速攻で収益が変わっただけなのですが
普通の人は知らないまま何十年も生きてるのでしょうね。
これは情報発信だけに関わらず物販でも同じことが言えます。
カメラ転売の業界でも見ていると、かなり安く売る人多いです。
それは当然安く売りたいわけではなく
「安く売らないと売れないから安く売ってる」わけですが・・・
世の中には「価格競争」という言葉と考え方があります。
他社より安く売ることが会社の使命であり
それが競争に打ち勝つ方法!
そういう風に考えてる経営者は非常に多いです。
ですが、この考え方は私からすると「愚か」な考えです。
値段を安くすること自体は何の努力も必要なく
ただプライスカードを安く書き替えれば済むだけ。
つまり、小学生にでもできることで、ここに経営戦略は何もないのです。
安くすれば売れて当たり前
ですが、安くすることで利益を減らし倒産に追い込まれる企業もたくさんあるわけです。
価格競争に悩んでいる方はこの後をじっくり読んでみてくださいね。
私は前職で鮮魚専門店の統括バイヤーをしている時から
「他社より高く売ること」を主眼にやってきました。
安く売ることは一度も考えたことがないです^^
■価格競争なんて概念は私にはない!
わかりやすく説明しましょう。
例えば・・・
秋の風物詩 「さんま」っていう魚ありますよね!?
ここ数年は台湾や中国に取られ過ぎて価格が高騰している様ですが
普通スーパーでは1匹98円とか100円前後で売られる魚ですよね。
で、広告の特売になれば58円みたいな・・・
それが一般的な業界の当たり前ですが
ですが私の店では1匹398円~480円が当たり前なのです!
高いものでは1500円!!
特別な広告の安売りで198円みたいな値付けです。
そんな高い値段で販売してもお客さんが朝から並び、
広告の値段で398円でもバンバン売れる!
そんな価格でも他のスーパーより10倍以上の量も売ってたわけですから
奇跡としか言いようがないでしょう!?
あなたはそんな周りの相場関係なく売値を設定しても
売れるようになればうれしくないですか?
そしてただ売れるだけでなく、お客様が喜んでくれていて
次の日は「あれ美味しかったよ!」ってリピーターになってくれるわけですから・・・
それを10数年やってたわけですからお客様は喜んでくれていて
会社はメチャ儲かったわけですよ!
経営者なら笑いが止まらないはずですが
私は給料を下げられてました^^;むかつくでしょ!?
まあ愚痴はさておき、シミュレーションです。
例えばこのさんまの例で計算してみると
一箱にさんまが20匹入ってると仮定して
それを1日に20ケース販売したとしましょう。
とある会社
さんまの仕入れ値70円
さんま1匹の販売価格100円×20匹×20ケース=売上4万円 利益12000円
1か月30日=36万円利益
これが主な魚屋さんのスタンダードといえますが(さんまだけじゃないけどね)
私の場合
仕入れなどは同じと仮定して
さんま1匹の販売価格398円×20匹×20ケース=売上15万9200円 利益13万1200円
1か月30日=393万6000円利益!!
と、同じことをしても結果が全然違うわけですよ。
(そう考えると物販面白いよね^^)
会社の社長や百貨店などのデベロッパなどは広告に載せたときにインパクトのある
「安い価格」を付けるように言うわけで、私の価格設定に口出ししてくるわけですが、
価格競争なんてしたところでなんらインパクトなんてないですし、
1日売って売上4万円なんて意味がないです(笑)
これはさんまだけでなく、マグロでも何でも同じです。
天然の本マグロなんかを特売するときも
大手は100g298円とかアホな値付けをしますが
こんなに安く売って利益もないのに、「たいして売れません」^^;
大手さんでやるマグロの解体ショーとか
「ちっさ!」
ていう、1匹30kgとかの超小型でしょう?
これはショーなので二人がかりで大変そうにしてますが
本来は家の包丁1本で一人で余裕で捌けるサイズです^^↓ ↓
でも私の場合は赤身g780円中トロg980円大トロg1280円とか
普通の価格で特売をして、200kg以上のマグロとか販売してました。
(写真はネットから拝借してますので実際とは異なります)
まず、魚の大きさが違う、ということに気が付いた人がいるかいないかわかりませんが
基本、私の高値売り戦略には「商品の品質」というものが前提としてあります。
なので、他所で売ってる安物を高く売る、とは本質が違います。
高く売るための差別化
は必要です。
今回魚屋ネタが多かったですが、冒頭で言ったように
カメラ転売とか、物販だけでなく他の業種でも考え方は同じです。
■高値で売る戦略を身に付けろ
私が他にも今販売してるカメラ以外のアイテムがあるのですが
それは仕入れ値が1000円くらい、安く仕入れて800円
で、他所の店を見ると売値が1200円前後と
超薄利多売なわけですよ!
まあ通常のAmazonせどりみたいに同じ出品ページに相乗り販売しかしない
売り方だと、価格競争になるのも仕方ないですし
逆を言えばそんな商売からは早く脱却するべきともいえるのですが
単純に安くでしか売り方を知らないのは
「いかにもなアホな売り方やなぁ」と私は思うわけですが
じゃあ私はいくらで売ってるのか?というと
800円~1000円で仕入れて売値は9800円です(笑)
高級ラインの商品で仕入れが5000円
それを他社さんは7800円とかで販売していますが
私は2万円で販売しています!!
それも売れ行きを見ながら5万円まで引き上げようと考えています^^
他社さんは仕入れ値から利益率という概念で売値を決めますが
私は商品の値打ちで値段を決めます。
■ランチェスターってご存じですか?
ランチェスターは第一次世界大戦を分析したイギリス人で
その戦略がビジネスにも応用できると、今では
「ランチェスターの戦略」と呼ばれていますが。
数多くの企業で参考にされるマーケティングの手法でもあります。
その中に「弱者と強者の戦略」というものがあり
詳しくは省きますが、簡単に言うと強者は資金力で
価格競争により弱者を潰しにかかれるわけです
我々、資本力のない弱者は価格競争ではなく
差別化を打ち出し、価格ではない部分で顧客に魅力を感じてもらわないといけない。
つまりは
「安売りしてはいけない!」
ということなんですね。
「安売り」を売りにして戦えるのは
資金力のある「強者の戦略」であり
我々弱者は「高く売らないと」負けてしまうわけです。
強者は資金力を武器に大量に仕入れできるので
安くも仕入れ出来ます。
弱者はそういうわけにはいかないので仕入れ値も高いです。
つまり同じ土俵で価格競争していれば
「利益額」
が全然違うので、安売りしても利益が見込める強者と
利益圧迫で「ひーひー」言わなきゃいけない弱者とでは
そもそも条件が違うんですね。
なので、同じ土俵で戦うAmazonせどりはそもそもが価格競争に勝てる人の市場であり
そうじゃない人は違う戦い方をするべきなんですね。
■弱者が戦いやすい場所を選べ
差別化出来ないAmazonせどりでは辛くて当然。
弱者が戦える場所で戦えば弱者なりの強みが活かせる!
その一つが個々で差別化して戦えるヤフオクでのカメラ転売だったりします!
Amazonせどりはいわばフランチャイズです。
フランチャイズのように画一的な売り方しかできない、価格設定もできない。
しかもあなたのお店の横に数十軒と同じお店が並んでるのです!
これでは戦略はないのと同じです。
例えば、フランチャイズ1店舗で月間収益が50万円としましょう。
そのうちの3割が本部に徴収されて手取りが35万円。
これがあなたの取り分です。
弱者は35万円しかもらえないわけですが強者である本部は
1万店舗から15万円を徴収できるので月間15億円の収益があるわけですね。
(あくまで例ですが・・・)
これは会社員と経営者の収入の違いと構図は同じです。
それでは本部は強者なので儲かりますが、1販売店のフランチャイズオーナーは
儲かるはずがないわけですね。
他店との戦いに勝てるはずがないわけです。
Amazonで戦うせどらーがしんどくても
Amazonオーナーのジェフ・ベゾスは世界一のお金持ちですよね!
彼は好きに規約を変えることも値段を変えることも可能です。
あなたをアマゾンから締め出し追い出すことも可能ですが
あなたにできることは何一つありません。
そしてジェフベゾスは資金力を活かして強者グーグルと戦うことも出来ますが
我々、弱者がグーグルに逆らえば明日からネットで飯を喰えなくなります。
弱者は強者のいない場所で戦うべきなのです。
これが個々で戦えるヤフオクのカメラ転売ならどうか?
同じ商品がたくさん出品されていても
差別化であなたの商品を買いに来る人がいる!
それが他店より高くても買ってくれるので仕入れにも困らない!
という状態になることも可能なのです!
■まとめ
正直、私はランチェスターを知らないまま
「高値売り」を「現場」で突き詰めてきたのですが
そのおかげで何をやってもそれなりに儲かる。
ということが実現できています^^
で、今回教えてあげた彼は一瞬で
収入3倍に増やすことができた!
というわけです。
当然、価格はデリケートで上げればなんでもOKというものではありません。
価格をあげたことで売れなくなることもあるし
下げたことでもっと売れることもある!
そこら辺はトータルバランスなのですが
「安く売れば売れる」
というものではない。
「弱者には弱者の戦略」
が必要なのです!
そのことは覚えておいてくださいね!
同じ100個売るなら利益を2倍3倍取れる方がよくないですか?
カメラ転売でビジネスの神髄を学びませんか?