商売はいくら稼いでもいい!!稼ぐことが正義!!
おはようございます。サトシです^^
朝から興味深い質問をいただいたのでシェアしますね!
「私は商売でお客さんに喜んでもらえると、とてもうれしくなります。
お客さんの立場をしっかり考えるサトシさんにすごく共感を感じます。
でも、お客さんに喜んでもらおうとするとなかなか儲けを出すことができません。」
という内容です!!
これは良い質問だと思いますね^^
これはよくあるカン違いなのですが
商売をするうえで、あなたが成功するためにもとても大事なことですので
よく理解してくださいね!
お客様に喜んでいただくことと
儲けの無い価格で売ること、安く売ることは必ずしも同じではありません!!
いいですか?
よく理解してくださいね!!
これはカメラ転売に限らず、どのような商売でも共通する成功哲学ですので
しっかり頭に入れてくださいね!!
安いこと=お客様は喜んでくれる
これは当然ですよね?!
どんなにお金を持つ人でもその値打ち以上のお金は払いたくないのです!!
いや、どちらかというとお金持ちの方がお金の使い道をしっかり理解しているので
安いことは=うれしいこと
なのですね!!
で、ここで重要なのは「値打ち以上の」というところです
単純に金額が10万円より5万円の方が安い!という金額の大小の
高い、安いではなく
その商品の値打ちに見合った価格かどうか?という高い安いのことなのです!!
例えば、あなたがお腹が減って食事をしようとします。
さあ、なにを食べようか?
「うまいステーキが食べたいなあ!」
あなたの目の前にお店が2軒あります。
あなたの食事に使える予算は5000円です。
一方のお店は牛丼のお店でしかも立ち食い店。
もう一方は国産和牛の専門店です。
お店の中の雰囲気は牛丼店は疲れた感じの浮かない表情をした
中年の男性でごった返しています^^;
もう一方の和牛専門店は楽しそうに談笑する人たちが
ワインを飲みながら食事しています。
店の前のメニューを見ると、牛丼店に和牛ステーキ3980円
和牛専門店にも和牛ステーキ4800円
お肉の重量、品質、は同じものです。
さあ、あなたはどちらのお店で食事をしますか?
この質問を以前私は講演会でお話させていただきました^^
会場は300人ほどだったと記憶しています。
さあ、あなたは牛丼店のステーキ3980円と専門店のステーキ4800円
どちらを食べたいですか?
普通の感覚なら専門店をチョイスすると思います^^
講演会でのお返事は300人の内2人だけ牛丼店と答える人がいました^^;
その理由は浮いたお金でビールを飲みたい!でした、、、
この例からもわかるように単純に3980円と4800円なら
金額自体は3980円の方が安いのですが
4800円の方が値打ちを感じるし、感覚的に安い!!と思うものなんですね^^
もちろんお客様の反応、満足度も専門店の方が高いのです。
隣の人とギュウギュウのお店でお水すらセルフサービスで
汗まみれの小汚い店員さんがステーキを持ってきて
テーブルに無造作に「お待たせしやした」みたいにコトンと置いて行かれるのと
きちんと清潔な制服をきた店員さんが笑顔でテーブルまでエスコートしてくれて
ステーキをあなたの食べやすい向きに気を付けて丁寧に配膳してくれるお店の方が
断然、心地がいいしゆったりと食事が出来る物です^^
逆に3980円という専門店よりも安い金額で同じ品質のステーキを提供した
牛丼店で食事をした方が、「高い買い物をした」という感覚になります。
つまりは「損をした!!」そのような感覚になります!!
この例はわかりやすく出したたとえですが、
顧客心理をわかりやすく表現していると自分でも思います^^
ですので、単純に金額が安い方が良い!わけではないのですね!!
実際の商売を考えたときには優良なサービスを提供しようと思えば
必ずコストがかさんできます。
ですから販売価格が上乗せされるのは仕方がないのですね。
顧客満足を獲得しながらコストを抑える工夫が経営のさじ加減といえます^^
この販売価格にはもちろんサービスを提供するコストが含まれますが
もちろん商売として、お金を頂戴するのでそこには必ず『利益』が含まれます!!
『利益』のない商売なんてありえません!!
たまに、利益を取ることが悪いことのように思う人がいますが
それは全く違うことなのです!!
完全に間違っています!!
長くなってきたのでここで、極論をいいますと
「お客様が喜んで満足してくれるなら、利益をいくら乗せてもいいのです!!」
仮に原価が1000円の物を1万円で売ろうと、お客様が喜んでくれるなら
それでOKなのです!!
例えば自動車!!
とある軽自動車の原価が100万円として販売価格が150万円としましょう。
1台売って50万円の利益とします。
販売価格は原価の1.5倍です。
とある高級車は内装や構造、装備にコストがかかっていますから
原価は250万円とします。
販売価格は1000万円です!!
1台売って、利益は750万円です!!
販売価格は原価の4倍です!!!
この場合もただのたとえですが
どちらの車を手に入れたときの満足度が高いでしょうか?
1000万円の自動車を購入できる収入があるなら
満足度は後者の高級車の方が普通は満足度が高いはずです!!
逆に1000万円のこの車が400万円で売られていれば
安く買えることは嬉しいことですが、あまり値打ちが感じられないでしょう?
車種を例に挙げると、ベンツのS600が新車で400万円の販売価格であるなら
それは高級車と言われないのです!!
超お買い得な車とは言われても、ステータス性などは無くなるのです^^;
世間をにぎわすスイーツ業界を見てください^^
ロールケーキ1つで凄い値段しますけど
購入者は値打ちを感じているからとても売れていますよね!?
食べ物商売をしていた私からすれば、原価と販売価格のバランスを考えれば
ぼったくり的な販売価格ですが、その販売価格でも「欲しい!」と思わせるから
よく売れるし、利益がとても上乗せされているから
とても短期にその会社って大きくなりますよね!?
ここでもお客様が喜んでくれれば「いくら利益をのせてもいい!」の原則なのです!!
さて、だいぶと長文になってきたのでそろそろ終わりますが
あなたが商売をするうえで大事なことは
儲けを少なくしてもお客様は喜んでくれるとは限らないし
いくら大きな利益を乗せようともお客様が喜んでくれれば
それで商売は成功する!!ということです^^
利益の大小ではなく、いかにお客様、消費者に喜んでもらえるか?
これが理解できると商売はうんと楽になりますので
カン違いの無いように頑張ってくださいね!!
今日もお読みいただきありがとうございました^^