なぜ輸入すると儲かるのか?営業利益10倍変わるのは当たり前!の話
先日、LINEの方で配信したのですが
反響が多くて・・・
- ・なんで輸出より国内より
- ・なんで輸入じゃなきゃいけないのか?
- ・なんで頑張っても利益が残らないのか?
- ・なんであっという間に会社をデカくする人がいるのか?
質問沢山いただいたのですが
1件づつ返信する時間なくって・・・
LINEだと文字数制限があるので
いただいた質問など含めて
こちらのブログ記事で実例交えて解説しようと思います。
少々長いけど、あなたが事業で成功できるように
大事なこと頑張って書いたので
集中して読んでくださいね。
目次
輸入事業のよくある輸入の勘違い
「海外商品売るだけでしょ?」 アイツ
みたいな感じの質問が多かったんです・・・
「海外の商品を売るだけで特別ビジネスモデルって程の物でも
国内販売でも利益が変わるはずないでしょ!」
という感じですね。
- う~ん・・・
- そうか・・・
- 私の説明が悪いのか・・・
- あんまり伝わってないな・・・
- 物販未経験者が多いのか?
- 数字管理業務をしたことないのか?
- 普通分からんわな・・・
これはたぶん、
「輸入転売」みたいなのが広まったせいで
輸入=しょぼい、稼げない
というイメージが広く普及してるんだと理解していますが・・・
たしかにね 売る物が
日本の物を⇒日本で売る
海外の物を⇒日本で売る
これだけ見れば「何が違うの?」って何も変わって
いなさそうなんですが
そもそもの物販というか
輸入って商売の本質が全然違って・・・
「耳に壁あり障子にメアリー」・・・じゃなくって
利は仕入れ(元)にあり
【利益は仕入れで決まるんだよ!】
って意味なのですが・・・
古くは近江商人、松下幸之助 稲盛和夫さん
などの大きな事業を成功させた人の格言としても有名です。
要は「仕入れ」が商売の運命を左右するわけですが
同じ「商品」を扱っても
仕入れ値が違えば利益も違うし
事業の未来も大きく変わるわけなんですね。
当たり前の話なんですけど
分かってるようでいて、
わかってない人メチャメチャ多いんですね。
私がなぜ、会社員の時
同じ会社の看板を背負いながら
他の店長の店は赤字で
営業利益の業界水準3%で合格
と言われる生鮮業界で
私の店は営業利益で40%も出せたのか?
それは
・定価が無い商売なので相場無視して売れた!
ことと
・仕入れ値が圧倒的に安かったから
この輸入にも通じる2点がすごく大きいです。
例えばね、一つの例ですけど
「タコのお刺身」ってあるでしょ!?
タコの足が入ってるパックが398円としましょう。
大抵、仕入れ原価は250円位なんですよね。
そんなに儲かるもんじゃない。
でそれをお刺身にするでしょ?
じゃあ、値入の教育もしていない
店員に適当に値付けを任せてるアホな街の食品スーパーは
398円で売ってるタコに改めて
新しいトレー、大根、わさび、
切って盛り付ける手間と時間 ラップ ラベル
を使って、材料原価だけで300円超えてるのに
元の状態と同じ398円で売るんですよ・・・(笑)
で夕方半額するとか気が狂ってる。
トレーとかのコスト意識のある店で
480円ぐらい・・・
で、私はどうするか?
って言うと
当時ガラケーしかなったので写真が無いので
ネットから拾ってきましたが(イメージ画像)
398円のタコの半分だけ使って
薄造りにして
タコの姿造りみたいに大きなトレーで作って
1980円とかで売ってたんですね!
1本分なら3800円とか・・・
またそれが売れるんですよ(笑)
要は、皆は安売りスーパーの相場で価格競争して戦ってるんですけど
私だけ、料理屋さんの相場を導入してたんですね。
みんなが398円~480円でしか売れないのに
私は1980円×2個=3960円で売ってるんですよ。
8倍~10倍違うんだから
そりゃ、売上も利益率も全然変わりますよね。
(もちろん、原料や味にもこだわってましたけどね)
それでいて、切っただけの華やかさも何もない
しょうもないスーパーの刺身を買うお客様より
満足度が高いんですから言うことなしですよね。
他店はたいてい、モロッコとかモーリシャスなど
味も何もない外国の解凍タコ
私は淡路の生きてるタコを使用
原料にこだわっても
更に私は外国の解凍タコより仕入れ値も安いという・・・(笑)
なんでもこれが出来るか?
って言うと
- ・売価に定価が無い業界だったこと
- ・技術や見せ方で差別化出来ること
- ・百貨店担当だったので、そもそもお客様の層が違う!
つまり安売りの販路ではない!ということ
が挙げられますが
これ、日本国内での物販ならどうでしょう?
同じメーカーの同じ商品、同じパッケージ
定価が決まってる中で
差別化も見せ方も変えられないし
皆同じ、Amazon、楽天市場で売ってるね
当然高値で売れるわけもなく
1円でも安くるしかないですよね!?
輸入に切り替えませんか?
でも、日本にまだない、輸入商品ならどうですか?
Amazon 楽天じゃない、店舗商売をしてる
百貨店 量販店が販路ならどうでしょうか?
私のタコの刺身と同じことが出来ますよね!?
利益率20%の国内転売
オンライン上の物販やせどり 転売って
利益率10~20%がほとんどなんですよね・・・
酷いと、何をカッコつけてるのか
ROI 20% とか言い方を変える人いますけど
これ利益率20%より低いですからね。
利益率20%⇒仕入れ値10,000円⇒売値12,500円⇒利益2,500円ですけど
ROI 20%⇒仕入れ値10,000円⇒売値12,000円⇒利益2000円⇒利益率16.6%しかないですからね。
中には利益が取れないから
消費税還付狙いとかポイントせどりとか
やってる人がいたらごめんなさいやけど
ビジネスとは到底呼べないアホみたいのもありますけど・・・
それはここでは論外として・・・
つまり業界で言う利益率20%とは
販売手数料10%としても
7000円で仕入れて1万円で売るイメージですね。
私も昔はカメラ転売などは利益率が低くても
商品回転で利益額を稼げばOK
と思ってましたし、
それで、物販の月利で300万円とかだったので
利益率高くて数売れない 売れるの遅いくらいなら
利益率20%でも回転さえよければいいんだ!
と思い込んでましたが・・・
ただカメラ転売はデメリットがあって
扱っていたのが「中古品」だったので
- ・仕入れが安定しない
- ・仕入れに労力が必要
- ・数が仕入れ出来ない
- ・仕入れができないからこれ以上の売上は無理
という月利300万円以上がかなり大きな壁でした・・・
むしろ200万も継続はしんどい・・・
というか、試行錯誤して広告費ツッコんだりして
会社潰しかけたので限界を感じてました・・・
「これ月利300万円から伸ばせへんし、維持するのも難しいし、
となったら
この先、納税して予定納税で現金根こそぎ取られて
2年5年後、どうなるかわからんで・・・と
まぁ心の中で「この先面白くないな!」
と思ってたんですね・・・
そこから、試行錯誤 紆余曲折
多額の学習費用を投じながら輸入に進んだわけですが・・・
ビジネスモデルで利益は全然違う
これあくまでイメージですけど
実践してる人は「たしかに!」
って思われるかもですが(笑)
主なポイントは
・販管費の個人事業の平均は38% 企業で23%
と言われてますが間を取って30%で計算
(せどりなどは在宅なので販管費20%に低めに設定)
- ・利益率の違いによる手残り利益に注目
- ・利益率が違うのは仕入れ価格が違うから
- ・販管費の内訳(主に広告費(販売手数料) 家賃 給料)ですね
- ・売り上げは1億で統一計算
同じ売上でも利益率で実際に手元に残る利益が
全く違うのが分かりますよね?
これ、実際にあった話なんですが
ある生活雑貨で年商1億円売ってた中村社長。
営業利益が年間300万円しか残ってなかったんですね。
生活雑貨は差別化しにくく高値で売るのは難しいと・・
で、資産1000億超えの先輩社長が
「なんでお前そんな儲からん商売してんねん」
となり
仕入れ先などを聞くと
「お前アホやろ、こんなもん仕入れ高すぎるやんけ!」
(言葉使い悪いですけど、関西ではこれがスタンダードです(笑)
で・・・
仕入れ先を国内から先輩の伝手で
海外のメーカー直に切り替えたところ
仕入れ値が半値になったんですね
で、中村社長
「仕入れ値半分になったので利益が2倍の600万円になる!」
って大喜びされてたんですね。
あなたはどう思います?
利益2倍になると思いますか?
ところが・・・
仕入れ値が半分になる
仮に仕入れ値が元6000万円
それが3000万円になるわけですから
年間売り上げは1億円のままだけど
販管費もそのままなので
手元に残る営業利益は
300万円から3300万円
10倍以上増えたわけですね!!
別に労働時間を増やしたわけでも
営業先が増えたわけでも
何か努力したわけでもありません。
ただ、仕入れ先を 輸入に切り替えただけです。
弱者に厳しい日本の商習慣
零細とか大手と書いてますが
日本の市場は特殊で
仕入れ先となるメーカーと取引する際、
相手はこちらの規模、肩書で
卸値(下代)を変えてきますよね?
上代(定価)1万円⇒個人には下代(卸値)7000円もしくは取引不可
(そうは問屋が卸さないってやつですね)
わたしも何度取引を断られたか!
定価1万円でもAmazonを見れば6980円とかで売られてるので
個人の仕入れ値でそもそも利益が出ない(笑)
むしろAmazonで仕入れた方が安いことも・・・
でも大手だと
1万円定価⇒大手には下代5000円で渡すみたいな・・・
でもこの権威主義みたいな商習慣
意外なことに日本だけなんですよね。
海外は相手が個人でも企業でも対等に扱ってくれます
卸値は単純に仕入れ量で値段が変わってきます。
仕入れ量が少ない⇒卸値高め
仕入れ量多い⇒卸値安くなる ということです
↑
ここポイントですよ
せどりや転売の利益率20%
販管費に販売手数料10%2000万円
本来はさらに人件費(自分の給料?家賃?)
等も入るので、このレベルだと年商1億円でも
事務所も借りれない、年収もたった500万で
融資でキャッシュをごまかしてるけど
営業利益は赤字・・・
カード枠で自転車操業・・・
常に手元にお金がない感覚(本当にない)
そんな感じになります
なので、みんな 確定申告もバレないよね?
消費税還付とか楽天攻略ポイントせどり
みたいにズレたところに焦点が行きます。
国税庁が公表してるデータの
個人事業主の年収中央値が250万円というのは
売上どうあれ、この利益率じゃ
手残りしないので細く長くしか出来ない
という感じですね。
利益率40%とかでようやく
まともな利益が残ってきますが
店舗ビジネスだと、家賃 人件費 広告費が高いので
どれだけ自分の給料が取れるか?
会社にお金を残すか?の狭間になります。
納税すると現金が減るので
なかなか事業拡大出来ずにアクセル踏むのが怖い感じです。
輸入になると、ご存知のように
日本製より圧倒的に仕入れ値が安くなりますよね!
利益率60%どころじゃなかったりします。
仕入れ値の10倍20倍で売る人も多いわけです。
なので単純に利益率30%と60%と比較しても
手残りの利益が
0円なのか2000万なのか?
大きく差が出てきます。
ほとんどの人は営業利益まで考えてませんよね?
そこにさらに0円物販塾のように
メディアPR×卸販売を取り入れると
売上も爆発的ですが・・・ここでは比較しやすいように同じ計算で
それでもメディアPRは無料なので広告費がかかりませんし
B2Bの卸販売は販売手数料もかかりません。
なので同じ売上規模でも販管費が少なく済みますね。
店舗も要らないし、なんなら自宅の一室の事務所でもいいわけです。
4700万円も手残りすれば
年収3000万いただいても会社に1700万残るので
利益率40%の会社より1.7倍いいわけですね。
年商2億とか少ない割に社長がセレブのようにスーパーカーや
自家用ヘリとか大豪邸みたいのは
こういう利益の残り方をしてるわけですね。
個人でも相手してくれる海外輸入
日本だと「取引お願いします」⇒相手の素性を見て「取引お断りです」みたいに門前払い喰らうことが多いのです(笑)
なので個人やコネのない零細が大きくなるのは
かなり難しいのですが・・・
海外はあなたが会社を持たない個人でも
普通に対等に相手してくれます。
ただ、たくさん仕入れてくれる方が安くなる
という論理です。
「え~?でもたくさん仕入れなきゃいけないのなら結局資金が多くないと無理じゃん!」
と思われるかもしれませんが
私たちにはクラウドファンディングと
メディアPRと業者へのB2B卸販売があります。
広告費をかけずにテレビ番組、
新聞で全国にアプローチも可能ですし
紹介されると爆発的に売れます。
1個1個個人に手売りするのと違い
卸販売ならいきなり
全国数十、数百のお店であなたの代わりに販売してくれるのです!!
つまり、弱小個人でも大手に打ち勝つことができるわけですね!!
餃子(小売)VS冷凍餃子(卸売り)
あなたは料理人焼きたての熱々餃子と
スーパーに並んでる冷凍餃子
どっちが「たくさん売れる」と思いますか???
私はこの「小売り」と「卸売り」を
よく餃子に例えてお話するのですが
仮に自分のお店で餃子を売った場合
餃子の仕込みに早朝から働きます
メチャメチャ売れるとして
お店で焼いて餃子の王将が1日の売上多い店で40万円
もちろん餃子だけだと売上1/3ぐらいだと思いますが
全部、餃子の売上と仮定して1日40万円
30日1か月で1200万円の売上ですね。
年間12か月で年商1億4400万円
仮に1人前300円で割ると月間4万個
売れる分だけ、人件費と大きな店舗(販管費)が必要です。
朝から晩まで汗流して働かなきゃいけません。
でも卸販売なら?
コンビニやスーパーなど数万店舗ありますが
そのうち、わずか1000店舗
300円×12袋入り×3ケース×30日×1000店舗
↓
3億2400万円!!
年商38億8800万円!!
なんですよね。
もしセブンイレブンとかと提携になると
日本だけでも21,143店舗もあるんですよ!
世界で7万店舗
それでいて、自分が作るのか?焼くのか?人件費かかるのか?
かからないですよね?
注文が入れば自宅の1室にパソコン置いといて
メールを受信して配送指示するだけですよね!?
売上はデカくても作業時間や労力はほとんどかからないわけです。
どこかの配送業者さんや工場で働く人たちが作って送ってくれて
売り場の店員さんが並べて売ってくれるわけです。
画像はバリ島でくつろぐ僕です。
あなたは趣味に没頭したり
旅行に出かけたり
家族との時間を満喫したり
親の介護をしていても
売上はあちこちから勝手に上がってきますよね!?
要は、自分の労力少なく
大量販売できる仕組みを持つことが大事なのです。
同じものを扱ってもビジネスモデルで全然違う
国内仕入れをするのと
輸入ではそもそも仕入れ値が違うので
上の図のように
会社の残る利益が全然違うんですよね!
なぜユニクロが一代で世界的大企業になったか?
あれ国産(国内仕入れ)だったらそうはなってないわけです。
大企業はどこも海外から仕入れたり
海外工場で作ったりしてるわけですよね。
なんで?
海外仕入れが「儲かるから」ですよね
貿易は世界発展の歴史
近年、インターネットの世界で
ただの「転売」なのに
「輸入ビジネス」という人達が出てきたおかげで
輸入=ショボいもの
というイメージがついてるかもですが・・・
そもそも輸入や貿易とは、
ーーーーーーーーーー
その場にはない財を入手するための手段である。
そのために狩猟や略奪に似た面を持っているが、
貿易には2方向で財をやりとりするという性質がある。
また、取り貿易は、貨幣や市場が存在しない時代から行われていた
ーーーーーーーーー
ヴァイキング
大航海時代 シルクロード
インド航路 ゴールドラッシュ
日本では江戸時代、幕末の亀山社中・・・
人類の歴史と常に密接に関係し
人々は「命を賭け」まだ見ぬ大陸を目指し
塩 コショウ 糸 布 油 金銀 器 書物 文化・・・
莫大な「財」を求めた
ロマンある事業なわけですが
今は私たちはクーラーの効いた部屋で
隙間時間にメールを送るだけでも取引出来てしまう
まるで未知のドラえもんの道具を
海外から手軽に取り寄せできる
魔法の世界のような時代に生きていますが
それでもビビッている人を見ると
「よし!ライバルは少ない!!」
「リスクもないのにビビってる奴は一生指くわえて見とけ!」
なんて思うわけです。
言葉悪いですけど、ビジネスは情け容赦ない世界
泣き叫んでも、誰も助けてくれない。
自分で前進するしかないんです。
実は簡単なのに
みんなが「難しそう」と思ってる
だからこそ「貿易」を仕事にしている人は
周囲から一目置かれる存在になるわけですね。
最近だと「タピオカ」とかも一大ブームになりましたが
そういう日本にないものを
海外から取り寄せ「独占して販売できる!」
というのは、ただ儲かるだけでなく
人々の暮らしや価値観、文化にも影響を与え
社会的にもやりがいも非常に高い事業といえますね。
今日は餃子の話を書いてて餃子の王将に行ってきました!
仕事が遅くなると、家ではごはん出てこないので
たいていこの時間に空いてる王将に行くのですが
餃子、中華も中国の文化を
日本にローカライズして根付かせたものですよね。
「あの○○を日本に広めた」
と言えるような輸入事業者になれると楽しいだろうな!
と思いながらレバニラ食べてました(笑)
あなたの仕事はやりがいありますか?
個人が小さな会社が強く大きくなる
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